ここは、木曽福島から地蔵峠を越えた旧末川村の入り口にあたる場所です。一帯の水田開発の創始者である末川村庄屋、中村彦三郎の功績をたたえた碑や双体道祖神、庚申塔、二十三夜塔、馬頭観音像が並んでいます。また、右側のお堂には西国三十三札所を象徴する33体の石仏と供養碑が納められています。田園風景の中に立ち並ぶ石碑・石仏は、先駆者の業績や古くからの民間信仰の姿を物語っているようです。
長野県木曽郡木曽町開田高原末川